10/28(月)第61期王位戦 予選7組 3回戦

先手西川六段 後手藤井七段
118手迄で藤井七段の勝利。

藤井七段おめでとうございます。
西川六段お疲れ様でした。

 本局もまた藤井七段の深い読みに裏打ちされた鋭い攻めが光った一局だったのではないでしょうか。
90手目、藤井七段ファンにとっては勝利への狼煙のような飛車切りの一手が指されました。

 飛車切りという一手は、確かな読みがあるからこそ出来るものでしょうし、その後の鋭い踏み込みは、その自分の読みを信じているからこそ出来るものではないかと思われます。

 常人の想像を超えた深く確かな読みもさる事ながら、自分の読みを信じ恐れることなく踏み込んで行く強い意志が藤井七段の将棋には感じられ、そこに強く私は惹かれます。
 そんな藤井将棋の魅力をあらためて思った一局でした。

 さて明日は大事な順位戦です。
青嶋五段とは約一年振りの対局ですね。どんな対局となるのでしょうか。
良い将棋になりますようにと楽しみながら応援したいと思います。