2020年7月の対局

7月1日  
第61期王位戦七番勝負第1局
先手藤井七段 後手木村王位

7月4日
第28期銀河戦本戦トーナメント10回戦 (放送日7/7)
手稲葉八段 後手藤井七段

7月4日
第28期銀河戦本戦トーナメント11回戦 (放送日7/8)
先手藤井七段 後手羽生九段

7月6日
第79期順位戦B級2組2回戦
先手藤井七段 後手橋本八段

7月9日   
第91期棋聖戦五番勝負第3局
先手藤井七段 後手渡辺三冠

7月13日
第61期王位戦七番勝負第2局
先手木村王位 後手藤井七段

7月16日   
第91期棋聖戦五番勝負第4局
先手渡辺三冠 後手藤井七段

7月18日  
第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦1回戦
先手藤井棋聖 後手菅井八段

7月24日  
第33期竜王戦決勝トーナメント3回戦
先手丸山九段 後手藤井棋聖
千日手成立
先手藤井棋聖 後手丸山九

7月29日  
第79期順位戦B級2組3回戦
先手藤井棋聖 後手鈴木九段

 初戴冠!
藤井新棋聖、タイトル獲得おめでとうございます。

 見事な戦いぶりでした。
6月から続くハードスケジュールの中、渡辺三冠を相手に五番勝負の三勝一敗という成績でのタイトル獲得は見事の一言につきます。

 また何より特筆すべきはその対局内容です。
対局相手の渡辺二冠を始めとして各媒体で解説して下さる方々の話から、ただの観る将の私にもその凄さを知る事が出来ました。
第二局で放たれた攻守の駒の概念を覆す5四金、3一銀の一手は常識にとらわれない藤井棋聖らしい素晴らしい一手でした。
 大きな舞台において自分らしさを出す、しかも出して勝つというのは並大抵の力量でできる事ではないように思われます。
全ては対局者であった渡辺二冠の言葉「凄い人が出て来た」の一言に尽きるでしょうか。

 さてもう今日は王位戦ですね。
藤井棋聖らしい将棋を指せますように、いつもと変わらず良い将棋となりますようにと願い、楽しみながら応援したいと思います。