9/30(月)第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ戦

先手藤井七段 後手三浦九段
135手迄で藤井七段の勝利。

藤井七段おめでとうございます。
三浦九段お疲れ様でした。

 対局は完勝といっていい内容だったようですね。
解説やファンの感想を拝見していると、これでもかという程に藤井七段の受けの手が活躍する将棋だったようです。
 この日、藤井七段が手にしていた扇子は"九段 木村一基"と記されたものでした。
先頃、王位のタイトルを獲得された木村王位といえば"千駄ヶ谷の受け師"の異名を持つ棋士です。
 もしかしたら今回の対局は藤井七段にとって『受けて勝つ』をテーマとした対局だったのかもしれませんね。

 またいろいろな感想を読んでいるうちに、ふと三浦九段との初対局となったJT杯の対局を思い出しました。
 あの対局は、藤井七段の攻める手を三浦九段に都度対応され攻めあぐねた対局だったような印象をもっています(所謂"受け潰し"というのでしょうか)。

 "受け"で負けたら、"受け"で勝つ。

そんなふうに想像すると、今回の対局の勝ち方はいかにも負けず嫌いの藤井七段らしい勝ち方だったようにも思われてきます。

 さて、明日は王将リーグ豊島名人戦ですね。
勢いに乗り藤井七段の持っている力が存分に発揮出来ますようにと願い、楽しみながら応援したいと思います!